マグネステン®は神鋼鋼線工業株式会社と真鍋工業株式会社との共同特許製品(特許第3396138号)で、磁性を有する高耐食性ステンレス素材です。SUS300番シリーズと同等の高耐食、高耐久性を持ちつつ、SUS400番シリーズの磁石に反応する特性を持った二相系ステンレスです。マグネステン金網の特徴は磁石に反応する有磁性、塩分に強く錆にくい高耐食性、高い硬度による耐摩耗性、以上の3点となります。マグネステン金網は一般的なステンレス金網と使用感を変えずに現在お使いの設備にそのまま導入して使用していただくことも可能です。
マグネステン®をオススメする3つの理由
磁石に反応するステンレス
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マグネステンの成分は次の表の通りSUS329J1に準じた成分となっています。オーステナイト相とフェライト相、両方の特徴を持った2相ステンレスとなります。 |
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磁石に反応するので、製造ライン中に万が一破損後の破片が混入しても金属検知機での検出や、マグネットキャッチャーでの回収が容易になります。次の表はビーカー内をそれぞれの環境下にし、金網を小さい破片にカットした物を混入させた場合の磁石での回収率です。マグネステンは高い磁性を有しており、容易に異物混入対策が可能となります。 |
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また、一般的に扱われているステンレス鋼と成分が異なる為、万が一、商品から金属線類が発見された場合、その金属線類の成分分析などを行うことで、異物の発生源が自社製造工程によるものかどうかを適切に判断することが可能になります。 |
塩分に強く錆びにくい性質
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最大の特徴でもある耐食性はSUS316などと比較しても塩素系腐食に対して優れた特性を持っております。塩分が含まれる食品製造ラインなどでご採用頂いており通常のステンレス金網よりも交換頻度が減る傾向にあります。次の表はそれぞれの材質を海水中に1000日間浸けた場合の腐食具合の結果です。マグネステンはほぼ100%残留強度を有しています。 |
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硬度が高くすり減りにくい性質
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SUS304やSUS430と比較し硬度、引っ張り強度が高く耐摩耗性と機械的性質において優れた特性を持っております。次の表は各材質の耐摩耗性と機械的性質を示したものです。マグネステンは他の材質と比較し硬度が約50%高い為、耐摩耗性が優れていることになります。また、引っ張り強度が約45%強い一方、伸びが16%と低い為、金網に製作することがやや難しくなります。しかし、弊社では長年にわたり取り扱ってきた経験と技術により豊富な種類の金網を製作することを実現しています。 |
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